令和4年度離島デジタル広報・販売スキル向上事業
概要
沖縄県内離島の観光体験及び特産品事業者を対象に、デジタルスキルや広報能力の向上を支援する事業。 成果目標は、観光体験事業者60社、特産品事業者60社の事業参画と参画事業者の70%以上が事業の取り組みによりWebやSNS等への商品掲載を目標とし、全国的に加速化するデジタルシフトに対応するとともにマーケティング活動の効率化と低コストな広報能力の向上を図る。
課題
離島事業者はデジタル媒体の活用力が弱く、デジタルに対して苦手意識を持っており、デジタル活用の有無が販売収益に差が出ている。また、現地販売しか行っていない事業者も多いため、OTAやECサイトへの掲載支援を行い、事業者の販路拡大や広報能力の向上を支援することが必要。
解決策
事業者ごとに、事業規模やデジタルスキルのレベルが異なる為、初心者から上級者まで幅広いスキルアップセミナーを実施。また、販路拡大では複数のOTAやECサイトの媒体説明会を実施する。 事業者ごとにレベルが異なることから、事業者ごとに事務局担当をつけ、マンツーマンで支援を行うことで、事業者の課題や目標などを細かく吸い上げ、事業者に適した販路拡大先や広報活動を実施していく。
結果
成果目標120社(観光体験60者、特産品60者)に対して、136社(観光体験66、特産品70)が参画した。また2つ目の成果目標であるWeb、SNS等への商品掲載は96事業者の目標に対して、113事業者が本事業を通して商品掲載を行うことができた。事業者のデジタルスキル、販売スキル向上の為にスキルアップセミナーや、アドバイザーによるコンサルティング、SNS広告配信などの施策を実施した。これまで現地販売しか行っていない事業者がECサイトへの商品掲載、そして販売実績を獲得することもでき、沖縄県離島事業者のデジタルスキル、広報能力の向上に繋がった。